会社情報
株式会社 創成マネジメント 経営品質研究所の考え
弊社は1996年4月3日に設立しました、創立29年目を迎える経営コンサルティングファームです。
「世の中に必要な産業は必ず栄える」という岩谷直治翁の教えをもとに、「義」を理念に掲げ、
クライアント企業様の経営ソリューションのご提供をさせていただいております。
「変えるべきもの」「守るべきもの」
平成、令和と元号が変わり、経営環境の変化の激しさを増す今日。
経営者の皆様には「変化こそが不変な環境である」と同時に、「全てを変化させる必要性はない」と
認識していただきたく思います。
その昔、松尾芭蕉は「不易流行」と言っておりました。
不易とはどんなに時代が変わっても不変・普遍なもの、
流行とは不易を求めて進展し、流動するものという意味です。
すなわち、経営者として「変えるべきもの」「守るべきもの」の仕分けを行い、
それを従業員の皆様に示していく必要性があると我々は考えております。
それがMission・Vision・Valueとして凝結されていき、会社の道標になります。
「不変・普遍なマネジメント」
弊社では、Value Engineeringの考え方をベースに、
経営ソリューション別にマネジメントの提案とその実践をサポートさせていただいております。
マネジメントスタイルは変化させるべきものですが、マネジメントの重要性は不変・普遍です。
貴社に合うマネジメントを探してみませんか。
ご挨拶
寒中お見舞い申し上げます。
昨年も多くのご愛顧を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
1年を振り返りますと、2024年は1月1日に能登半島で最大震度7の地震が発生、1月2日は羽田空港における航空機事故火災と衝撃的なニュースを目の当たりにしてスタートした1年でした。
政治では、自公連立政権の過半数割れに伴う国内政治の不安定化、
経済では、日米金融政策の差異による為替・株価の大きな変動、それに伴う物価の高騰、
自然災害では、地球沸騰化による異常気象の頻発、
他にも、サイバー攻撃による被害数の増加、品質不正問題の露呈、ガザやウクライナでの戦争の終結が見えないなど、混迷の1年であったと感じます。
2025年も激動の1年になるはずです。生成AIを始めとするテクノロジーの発達は日進月歩であり、
労働人口の減少も相まっています。業務の効率化・DX化はますます進めていかなれければなりません。まさに「変化こそ不変である」が現在の潮流であることは、間違いありません。
個人、特に中堅社員以降のアンラーニングやリスキリングは、ほぼ必須になっていくでしょう。
同時に、コミュニケーションの希薄化により、チーム不全・組織不全が起き始めています。
仕事の個業化が強まり、例え隣に座っていても、その人がどんな仕事をしているのか分からないといった現象が発生し、組織の強みが活かしきれていない状況が発生しています。
ある調査によると、従業員の7割が、現在の会社で自分の成長を感じられていないという結果が出ています。自分で成長を感じるのは難しく、そこで現在の会社に所属する意義が見いだせなくなる、
いわば社員から会社への諦めが離職として発現されていきます。
社員の多様化がより進むであろう今後を鑑みると、組織のパーパスの再確認、及び社員同士の対話を通して、組織の価値観・社員の価値観が腹に落ちることが大切になることは間違いありません。
人間的側面に注目するといったある意味、「キレイごと」に目を向けるべき時期かもしれません。
弊社では組織診断、組織開発、人材開発等を通して、お客様のニーズに寄り添った支援を行わせていただきます。
変化の激しい時代だからこそ、私たちは共に学び、成長し、より良い未来を創造していきたいと考えています。本年も、お客様とともに新たな価値を創出し、社会の発展に貢献できるよう、
社員一同尽力してまいります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社 創成マネジメント 経営品質研究所
代表取締役 宇野 三四郎